昨日、ふとした瞬間から背中が痛くなってきました。
寝る直前まで気がつかなかったのですが、呼吸をする事により痛みが発症します。
あなたは「息を吸ったり深呼吸をすると、背中や肩甲骨付近に痛みがある事が無いですか?」
これは結構辛いのですよね。
ちょっと怖くなったので調べてみました。
大きく分けて3つの原因が考えられます。
背中の痛みを引き起こす原因には、筋肉痛や凝りだけでなく、内臓疾患などの病気が原因の場合もあります。
呼吸をするとなぜ背中が痛むのか!?
それではどのような原因があるか確認です。
呼吸時の背中の痛み
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)が原因の場合
肋間神経痛も、息を吸ったり、深呼吸をした時に背中が痛みます。
背中の痛みのほかに、胸に発作的な痛みがあったり、呼吸に合わせて痛むことが多いです。
物を持ち上げる時にも痛みやすいなら肋間神経痛の可能性が高いかもしれません。
肋間神経は、肋骨(あばら骨)の間を帯状に走って広範囲に分布する知覚神経で、
骨に触れたり、神経が圧迫されたり、刺激されたりして痛みが起こります。
風邪、胸椎の圧迫骨折、心臓の病気、大道脈瘤、腹膜炎などが原因となります。
治療法としては、普通の鎮痛剤による薬物治療が主なものです。
しかしあまりにも痛みがひどい場合は麻酔などで痛みを取り除く場合もあります。
ほかにも「漢方薬」「鍼治療」「ツボ刺激」などの東洋医学での治療も有効です。
しばらく治療を続けても症状の改善がみられない場合は、他の病気の可能性も考えられます。
狭心症などの内臓痛やガンによる痛みとも似ているため、長期間治癒が無い場合は病院で診察を受けてください。
肋骨の骨折が原因の場合
まず考えられるのが肋骨(あばら骨)の骨折です。
骨折は、外部からの強い衝撃で骨にヒビが入ったり、折れたりして変形した状態です。
痛みを感じる以前に、まず事故にあったり、転倒したりして胸部や背中に強い衝撃を受けたことがないでしょうか?
背中の痛みが出る前にこのようなことに大江があるようであれば、骨折による痛みの可能性が高いです。
特に骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方は要注意を!
転んだりくしゃみをしたりしただけでも骨折する場合があります。
高齢者の特に女性に多く見られます。
このような場合はすぐに医者に行ってください。
折れた骨が他の臓器や細胞を傷つけていたり、複雑骨折といった状態になっていると大変です。
通常は鎮静剤で痛みを和らげ、コルセットなどで患部を固定した状態で安静にします。
損傷した骨が再生して元に戻るのは約1.2カ月かかります。
年齢が高くなると骨折の可能性も高くなります。
普段からたんぱく質、カルシウム、リンなどの骨や筋肉を形成する栄養素を十分に食べてください。
骨をある程度強化するために適度な運動も行いましょう。
胸椎前方変位(きょうついぜんぽうへんい)が原因の場合
特に深呼吸をしたときに激しく痛むとか、背骨を後方より押されたような圧迫感があるとか、上向きで寝れないなどの症状がる場合は、胸椎前方変位の可能性が高いです。
胸椎前方変位とは、背中の方にゆるくカープを描いている胸椎が、前方へ出てしまっている状態のことです。
ダンサーなど体の柔軟性を必要とする仕事や趣味の方に多く見られます。
治療法は、コルセットで胸を固定し安静にします。
できるだけ負担がかからないようにする装具療法、柔軟体操などで骨の矯正を行う体操療法、骨盤の矯正などです。
ではどうすればよいか?
他に原因がある場合もあります。
手遅れにならないように、早めに・・・
病院に行ってください!
知り合いの父親が、背中が痛いと言い続け、結果「癌」でした。
手遅れにならないようにしてください。
何でもなければそれでいいじゃないですか!!
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